なんでわざわざ暑い日にと思われそうであるが、
先日ふと思い立って秋葉原から神田明神に向かった。強い日差しの中、日陰を探しながらのまったりとした長い坂道を登り切った行程は散歩と呼ぶにはなかなかハードで体力が消耗してしまう。参拝も終わり、境内を一通り見終わり休憩所で涼んでいても中々体力は回復しない、多少後悔をしながらの帰路の途中、「かき氷」の看板が目に飛び込んできて、誘われるように店に入ってしまった。お祭りの屋台など、夜店のかき氷は子供と一緒に食べた記憶はあるが、お店で座っての本格的なかき氷は何十年ぶりである。テレビなどでよく見かけるかき氷サイズが出てきた時、こんなの食べれるのか?と思わず身構えてしまったが、おばちゃんに食べ方を教えてもらいながら、食べ進むたびに食欲は加速していき、案外普通に食べれてしまったのがびっくりである。食べ進めるにつき体の内側から徐々にひんやりしてくる感覚は、涼を取るにはもってこいで、店を出た時元気を取り戻すことができた。
その効果があってか、お茶の水駅に向かう途中にある湯島聖堂に立ち寄ってみようと、、
門や中庭から室内に至るまで、神田明神の「赤」と湯島聖堂の「黒」建築空間としての対比が面白く、「湯島聖堂」の中庭でゆったりとした時間を過ごすことができた。
かき氷に感謝!
【Y.T.】