top of page

 家の2階にある家具(主にたんすなど)やオーディオ関係などを粗大ごみとしてここ3週間、毎週出している。たんすについてはなかなかの重量があり可能な範囲で解体をして、大人3人で移動させたものの、屋内の階段ではおろせず、屋外階段から出して何とか外に出すことができた(母の嫁入り道具とのことであるが当時どうやって2階にあげたのかは不明)。そのほか祖母の使用していた鉄製のかなり古いミシン、父の収集していたレーザーディスクプレイヤー、8mmビデオプレイヤーなどもあわせて粗大ごみとして出した。粗大ごみは朝8時頃に出して回収は状況により遅くなり、11時頃から12時頃となる場合もある。上記の内、回収前に鉄製のミシンは誰かに持っていかれたようで、区の粗大ごみの回収の方が物がないので連絡をくれたが、どうやら無料の回収業者がタイミングを見て持って行ってしまうことがあるようでそれではないかとのことであった。2階の家具などの粗大ごみの半分以上程度は出せたものの、まだまだ出すべき粗大ごみがあるため、この作業はしばらく続きそうである。


【S.S.】

今年の7月にお札が新しくなって5ヵ月たつが、キャッシュレス化が進んだせいもあり、相変わらず新たなデザインに見慣れることがない。仕事柄それでも中で一番目にすることが多いのは渋沢栄一だ。

渋沢の言う「道徳経済合一」は、公益を追求する「倫理」と、合理的な判断の根底にある「利益」は両立を目指すべきものだという考え方だが、まだ若かった頃にこれについて読んだとき、建築設計という社会性の高い行為を行なう会社が商業的に立ち行くにはということを悶々と考えていた時期でもあり、強く啓蒙をうけた。それから幾年月、あいかわらず悩みは同じだが。

渋沢栄一にはその後またひょんなところで救われた。屋根の掃除中に転落というしょうもない事故の際、何件も病院を断られる中で急なオペに対応してくれた「東京都健康長寿医療センター」は渋沢が設立した「養育院」を前身とする施設だった。院内には渋沢資料館があり、リハビリの合間に何度か見学に行った。

なお、一昨年に社内イベントで皆で見学した飛鳥山の「晩香廬」は旧渋沢邸にあった清水建設による小ぢんまりとした洋風ティールーム。

とにかくいろいろなところに業績のある渋沢栄一には公私ともにあちらこちらで遭遇する。できればプライベートの財布の中でも頻繁にお目にかかりたいものだ。


【I.S.】

久しぶりに絵画の展覧会に。昨年忘年旅行の平山郁夫美術館以来。今回は最近NHKなどでも放送された田中一村展。まったく知らなかったのですがテレビで見ているうちに行きたくなって。場所は東京都美術館(設計:前川國男)。お約束のように絵はがき買ってさっそく部屋の壁に飾りましたとさ。美術館まわりの紅葉もきれいでした。


【S.S.】


bottom of page